ニキビと血管腫は違うのだが…時として似ているので要注意
ニキビかニキビ跡かと思いきや、まさかの血管腫だった( ;∀;)
顔に赤いふくらみができた時、普通なら「ニキビかな?」と思うし、それがなかなか治らなかった時は「ニキビ跡かな?」と思ったするものです。
少なくともフジ子はそうでした。
ある時顔にできた赤いぽつっとしたふくらみを、なかなか治らないニキビだと思っていました。
が、そのうち「この赤いふくらみいつからあったっけ…?」
と思うようになり、
「この赤いふくらみはニキビ跡なのかもしれない」
と思うようになりました。
が、それでも数カ月も経つといくらなんでも治らないのはおかしいのではないかと思いはじめました。
酷いニキビを何度も経験してきましたが、これほどまでに赤い色素沈着が残っている部分はないからです。
とにかく赤いしふくらんでいるしいつまでたっても治らない!
これは病院に行くしかないと思いました。
で、適当に知っている皮膚科に行ったところ言われたのが
「これは血管腫ですね」
「ほくろのようなもので、おそらく治らないです」
という衝撃発言…
「レーザーで薄くなる可能性もありますが…」
この一連の会話をほとんどフジ子の顔も見ずにチラチラ後ろにあるパソコンの画面を見ながらしている医師。
戦意喪失のフジ子。
押し黙っていると、
「意思が決まったらまた連絡してください」
そう言われ、診察は終了。
とにかく調べよう…血管腫って何?調べよう…
そう思い、病院をあとにしました。
血管腫を調べてみたところ…
血管腫と言ってもいろいろあるのですが、
(いちご状血管腫、単純性血管腫など)
まとめると血管の拡張と増殖によってできる赤アザです。
原因は、血管の老化説、エストロゲン説、遺伝説、炎症説などがあるようですがこれといった決め手はないようで…
放置していては治らない症状と言えそうでした。
フジ子は治したかったので、信頼できそうな別の病院を探して行きました。
今度は、とてもかんじの良い先生。
(ちゃんと顔を見ながら詳しく説明してくれました)
そこで言われたのが、老人性血管腫。
やっぱり血管腫!そして老人性( ;∀;)
が、特に老人に多い症状というだけで若い人でもできるようです。
「そんなに酷いわけではないので経過をみて、酷くなったら治療しますか?」
と言われたので1度はそのまま帰ったのですが…
後日、気になるので治療してもらうことにしました。
治療はとても簡単なものでした。
治療の1時間前に麻酔シールを患部に貼り、
(自宅で貼りました)
病院に着き、時間が来たら専用の部屋へ移動。
同意書に記入。
看護師さんの説明を聞き、その後先生にも説明を聞いたのち、専用のベッドに寝ます。
掛け布団のようなものを肩までかけて、ゴーグルをして、3回ほどレーザーを照射しました。
「痛くないですか?」
という問いかけもありましたが、全く痛くなかったです。
照射したレーザーはVビームパルスダイレーザーというもので、赤い色に反応することが特徴のレーザーです。
血管を流れる血液中の赤い色に反応するので、これによって血管をふさいでくれます。
照射後は軟膏を塗ってテープを貼って終了。
数日はこの軟膏とテープで患部のケアをしました。
照射後すぐは赤くて全く改善している様子はありませんでしたが、その1週間後の診察日には少し薄くなっていて、1ヶ月ほど経った現在では患部が薄くピンク色になっているだけです。
もう1度照射しないといけないと言われていますが、次に照射すれば確実に消えてなくなると思います。
血管腫…
ニキビやニキビ跡よりもかなり面倒な存在でした。
自分では治しようがないという部分が困りものですね。
もしフジ子と同じように治らない赤いニキビ・ニキビ跡があるようでしたら、もしかすると血管腫かもしれません。
ので、病院での診察をおすすめします。
地獄のニキビ肌を体験したフジ子の体験談もよろしければ参考にして下さいまし。
(詳しくは、トップページとニキビ改善までの経過を読んでいただければと)